派遣先と良好な関係を築いてマッチングをスムーズに。ホットスタッフ土浦の営業課長が心がけていること
written by ダシマス編集部
ホットスタッフグループの一員で、茨城県全域を担当しているのがホットスタッフ土浦。今回、ダシマスでは同社で働く3名にインタビューを行い、土浦支社にはどんな人がいるのか、派遣スタッフ(以下:スタッフ)とどのようなコミュニケーションを心がけているのかなどお伝えします。
前回は支社長の大森さんに取材しましたが、今回は営業部の課長を担う石井浩司 (いしい こうじ)さんにお話を聞きました。元お笑い芸人だった石井さんは、その話術を生かしてスタッフさんや派遣先の担当者など、ご自身の身の回りにいる人達と良好な関係が築けるように尽力されています。
その珍しい経歴を紐解きつつ、石井さんのユニークな人柄と仕事に対する想いをお伝えします。
ホットスタッフ土浦 営業部課長 石井浩司 (いしい こうじ)さん
2018年4月ホットスタッフ土浦に営業部として入社。約6年間営業として奮闘中。2023年4月から土浦支社の課長に就任。
執筆:大久保 崇
『ダシマス』ディレクター。2020年10月フリーランスのライターとして独立。2023年1月に法人化し合同会社たかしおを設立。“社会を変えうる事業を加速させ、世の中に貢献する”をミッションとし、採用広報やサービス導入事例など、企業の記事コンテンツの制作を支援する。
お笑い芸人、帽子屋店長を経てホットスタッフの営業に
――石井さんのご経歴を聞かせてください。
僕は元々芸人だったんですよ。
高校2年生の時にオーディションを受けて合格したのですが、親から反対されて、一度は諦めました。それで企業に就職せざるを得なくなって、高校3年生の時にある大手企業の就職試験を受けることにしました。
でも、その面接では全く質問に答えず、その会社に関係するアニメの歌を熱唱して見事に落ちました(笑)。
昔、サッポロビールの都市伝説として広まった話で、「面接で一切質問に答えなかったけれど、一言『男は黙ってサッポロビール』と言って採用内定を取りつけた」(※この話はあくまで都市伝説です)というのを思い出して真似したんです。アピールのつもりが、見事に不合格になりました。
そんな感じで進路が決まらなかったのですが、再度芸人を目指すことにしてチャレンジしました。それから31歳まで頑張りましたが、結局、茨城に帰ってきて帽子屋の店長になり、その時に大森と出会ったことがきっかけで、ホットスタッフに転職し、今に至ります。
▼ホットスタッフ支社長 大森さんの記事はこちら
https://www.dashimasu.com/posts/detail/hotstaff-omori
最初は営業の仕事に抵抗がありました。でもいざやってみたら、いろんな人に出会えて、いろんな人を笑顔にできる。仕事を通して感謝されることも多くて、すごくやりがいを感じるようになったんです。時には失敗してしまうこともありますが、感謝の言葉をかけてもらえる時の方が断然多くて。
今では営業の仕事が天職だと思えるほど、すっかりハマってしまいました。
“歩く食べログ”――自分の強みを生かした営業スタイル
――職場に楽しい方がいらっしゃるだけで、場の雰囲気が明るくなりそう。きっとそこが石井さんの魅力なんですね。
今は営業部の課長なのですが、こんな上司でいいのかなとか思ってますけどね。
――石井さんは普段、どのような仕事をされているのでしょうか。
スタッフさんの管理と、企業へのアプローチ(営業)が主な仕事ですね。スタッフさんも派遣先の企業も大事なパートナーなので、良いお付き合いができるよう積極的に接点を持つようにしています。
僕は食べることが大好きなので、よく「どこそこのラーメンが美味しい」なんて話で盛り上がることも多いんです。 "歩く食べログ" でいたいので、「あのエリアのオススメのお店は?」と聞かれたら、すぐ言えるレスポンスの速さには自信があります(笑)。
――それは石井さんの唯一無二の強みですね。
何か突出した個性があれば、それを武器にしていけばいいと思っています。元芸人というバックボーンもそうですし、食べることが大好きなのも僕らしい。企業との商談も、8割か9割は世間話なんですよ。周りの営業とは全然違って、僕の場合は商談の1、2割くらいしか仕事の話はしていません。
大森は「そんな長々と世間話するな」って横から口を挟むんですが、効率よく進めることだけが全てじゃないと思うんですよね。世間話の中にも、ビジネスに活きるヒントが潜んでいるものです。
とはいえ、もう少し効率的にする工夫も模索しています。でも一番大事なのは信頼関係です。スタッフさんと企業、両方ともしっかりコミュニケーションを取っていくというスタンスはこれからも大事にしていきます。
未経験の仕事でも、スタッフが安心して取り組めるために
――スタッフの方への対応で大事にしていることは何ですか。
やっぱり笑顔ですね。スタッフさんの中には、担当者に自然と悩みを打ち明けてくれる人もいますが、言い出せない人の方が多いと感じています。僕自身、以前はスタッフの立場だったので、その気持ちがよく分かるんです。安心して話せる雰囲気作りを心がけています。
スタッフさんからすると、ビジネスライクすぎる人って話しづらかったり怖かったりするじゃないですか。だから友達のように気軽に接することで、敷居を低くすることを意識しています。
――スタッフ登録から実際に仕事を始めるまでの過程で、気をつけている点などはありますか。
マッチングする際、全くやったことのない職種に挑戦する方が半数以上で、いわゆる未経験の方が多いんですよ。仕事を始める前は不安に感じる方が多いので、「大丈夫だから心配しなくていいよ」という安心感を与えられるような対応を意識しています。
例えば、企業の担当者と対等に話せる関係性をスタッフさんに見せるようにしています。職場見学の際に、企業の担当者と和気あいあいと話している様子を見せることで、「石井さんはこの企業とちゃんと良好な関係を築けているんだな」と安心感が得られると思うんです。そうすることで、「何か問題があっても、この人なら働き先にきちんと話してくれそうだ」と思ってもらえるのではないかなと。
その時に、きちんとスタッフさんも会話に巻き込んであげると、企業側の担当者ともスムーズに打ち解けられるようになると思うんです。
――これまで仕事をしてきた中であった、嬉しいエピソードなどはあればお聞かせください。
日々、嬉しいことも感謝したいことも本当にたくさんあります。
中でも嬉しいのは僕の日々の変化に気づいてくれることかもしれません。実は僕、体重の増減が株価並みに激しいんですよ(笑)。そんな僕を見て「太った?」「痩せた?」ってストレートに言ってくれるのが嬉しくて。それだけ率直に何でも話せる関係性が築けているんだなと実感できます。
「良い仕事を紹介してくれてありがとう」という言葉ももちろん嬉しいのですが、何気ない日常の変化に気づいてくれるのが一番嬉しいですね。
平社員から主任、主任から係長、係長から課長になるにつれ、どんどん忙しくなっていく僕の変化を皆さんが見ていてくれると思うと、申し訳ない気持ちでいっぱいになります。でも同時に、気さくに「太った?」とか言える間柄になれているのは、本当に有り難いことだと感じています。
ホットスタッフ土浦について
ホームページ:https://www.hotstaff.co.jp/sp/branch/detail/0953
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