「自分の家だと思って、絶対に妥協しない」——はなごうの施工管理者の仕事っぷりから見るプロの姿

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written by ダシマス編集部

大阪府東大阪市で地域密着の塗装工事を手がける株式会社はなごう。「塗る」でみんなを笑顔にするという理念のもと、丁寧な仕事で年間100棟もの施工実績を重ねています。そんな同社で営業・現場管理責任者を務める末吉修平(すえよし しゅうへい)さんは、「自分の家だと思って」という思いを軸に、お客様へも、職人へも、妥協しない仕事っぷりで現場の品質を支えています。

お客様と職人をつなぐ架け橋として、細やかな気配りから厳格な品質管理まで、施工管理者としてのプロフェッショナリズムを日々実践する末吉さん。その仕事には、どんなやりがいや魅力があるのか。末吉さんの言葉を通して、施工管理という仕事の本質と、はなごうならではの仕事へのこだわりを探ります。

営業・現場管理責任者 末吉 修平(すえよし しゅうへい)さん

営業・現場管理責任者 末吉 修平(すえよし しゅうへい)さん

1988年大阪府東大阪市生まれ。大手テーマパークのメンテナンス業務やガラス工事など様々な職を経て、20代後半から塗装業界に携わる。株式会社はなごうでは職人として現場作業を経験した後、その知見を活かし営業として活動中。外装劣化診断士、雨漏り鑑定士、高所作業者等の資格を保有。

工事現場と施主様をつなぐ架け橋。施工管理の役割とやりがい

──はなごうさんの施工管理はどういう役割を担い、具体的にどんな仕事をされているのでしょうか。

施工管理の役割は、工事が円滑に進められるようにすることです。具体的には工事に使用する材料の管理から始まります。必要な量が足りるか、適切な材料が揃っているかをしっかり確認します。さらに工事の進捗状況を常に把握し、予定通りに進んでいるかチェックすることも重要です。

施工管理では「中間検査」と「最終点検」の二つが特に重要です。中間検査では工事の中盤で実際に足場に上がり、予定通りに進んでいるか確認します。最終点検は工事終盤に行い、足場が解体される前に仕上がり全体をくまなくチェックします。細部まで確認し、掃除が行き届いているかも見ています。

職人の視点と施工管理の視点は異なりますから、お互いに気づかない点を補い合うことで、より質の高い仕上がりを目指しています。二つの目線でしっかりチェックした後、問題なければ足場の解体手配をするという流れです。

──これまでの現場で、特に印象に残っていることがあれば教えてください。

打ち合わせにはなかった部分をサービスで対応し、お客様に喜んでいただいた経験が印象に残っています。例えば塗装工事で高圧洗浄を行う際、本来の作業範囲ではなかったガレージの塀が汚れていたため、一緒に洗浄したことがありました。

「ここまでやってくれるんですね」とお客様から言っていただいたときは本当に嬉しかったですね。どの現場でも、お客様の立場になって「ここもきれいにしたら喜んでいただけるだろうな」と気を利かせることを常に意識しています。そうした小さな心遣いが信頼関係の構築につながるのだと実感しています。

──「施工管理」という役割は現場にとってどういう存在なのでしょうか。

施工管理は現場全体を見渡し、調整する役割を担っています。例えば近隣の方からクレームがあった場合、現場状況を把握している施工管理者がいれば迅速かつ適切に対応できます。

また、職人さんにとっては安心感を与える存在でもありますね。何か問題が生じた際に相談できる相手がいることで、作業に集中できる環境が整います。材料の相談や作業内容の確認など、様々な問い合わせに対応することで、職人さんからも頼りにされていると感じます。

施工管理がいることで職人は本来の作業に専念でき、工事全体がスケジュール通りに進行します。お客様と職人の間に立ち、双方の視点を理解した上で工事を円滑に進める——それが施工管理の重要な役割だと考えています。

 

「自分の家だと思って、絶対に妥協しない」──施工管理者として大切にしていること

──施工管理者として、日々どんなことを考えて取り組んでいますか。

私が常に意識しているのは「自分の家だと思って」作業することです。自分の家だったら絶対こうした方がいいと思うし、この方が綺麗になると思う——そういう気持ちで常に仕事に向き合っています。自分の家だと思えば、絶対に妥協はしませんから。

施工管理者として必要なスキルは、お家の持ち主である施主様のことを第一に考えることはもちろん、実際に作業にあたる職人のことも考えることです。各現場での作業のしやすさ、車が駐車できるかどうかなど、事前に確認して伝えるようにしています。

場所によっては家の前の道路が狭くて車を駐車できないこともあります。そんな時は事前に近くのコインパーキングなどを調べておき、「ここが一番停めやすそうだ」など、細かく伝えることを徹底しています。お客様のことはもちろん、職人のことも考えるのが必要なスキルだと思います。

──施工管理という仕事のやりがいはどんなところにありますか。

最大のやりがいは、自分の管理によって工事が円滑に進み、予定通りに完了したときです。スムーズに進行できたという実感と、お客様から「ありがとう」と感謝の言葉をいただけることが何よりも嬉しいですね。

特に工期が1ヶ月近くになると、お客様は長い間待ち続けることになります。そんな中で予定通りに、あるいは予定より早く完了できたときは、お客様の喜びも倍増します。「なるべく早く足場を取りたい」「日当たりが悪いから早く終わらせてほしい」といったご要望をいただくこともあるので、品質を確保しながらも効率的に進めるよう心がけています。

予定より早く完了して「ありがとう」と言っていただけたときは、本当にやりがいを感じますね。

──確かに、お客様からすれば思っていたよりも早く終わると嬉しいですよね。スケジュール管理で心がけていることはありますか。

工事日程を意識することですね。通常3週間ほどの工期を設定しますが、例えば「1月30日が足場解体予定」と決まれば、その日をしっかり頭にインプットしておきます。常にゴールを見据えて進捗を管理することで、納期をきちんと守れるのです。

スケジュール管理のコツとしては、決まった予定はすぐにGoogleカレンダーに入れるようにしています。メモをしても忘れてしまう可能性があるので、決まった瞬間に予定を入れるよう徹底しています。小さなことのようですが、信頼関係を築く上では非常に大切なことだと考えています。

 

職人気質の方々と共に成長できる環境。はなごうで働く魅力

──はなごうに関わる職人さんはどんな方たちなのでしょうか。

責任感が強い人が多いですね。仕上がりはもちろんのこと、自分が求められている以上のところまで意識している方が多いです。「ここはこうじゃなくていいのか」「こうしなくていいんですか」など、別の視点からも考えてくれる、本当に職人気質の方々です。

これは代表の考え方にも共通するものがあると思います。私たちが仕上がりにこだわるからこそ、外部の方も同じように高い意識を持って取り組んでくれるようになったのかもしれません。お互いが高め合える関係性ができているんです。

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──そういった職人さんたちと、コミュニケーションをとる上で心がけていることはありますか。

何でも言ってくださいという姿勢を常に持っています。例えば、仕上がりに関して「これでいいんですか」と職人さんから質問されることもあれば、逆に私から「この仕上がりでいいですか」と確認することもあります。

お互いに遠慮なく話し合える環境があるからこそ、「こういう理由でこうなっています」といった説明も自然にできるんです。日々そうしてコミュニケーションをしっかり取ることで、言いにくいことも言い合える関係が築けていると思います。

 

「東大阪で塗装工事を頼むならはなごうさん」と言われる存在に

──はなごうで働く中で感じる、塗装という仕事の魅力を教えてください。

塗装業の魅力は、古くなった建物が塗装によって生まれ変わるところにあります。塗装することで建物がピカピカになり、新築時のような輝きを取り戻すんです。私も最初に職人として現場に入った頃、こんなに綺麗になるとは思っていなくて。実際に遠目から見るとかなり綺麗になっていて、本当に感動したことを覚えています。今でもビフォーアフターを見て、この仕上がりに喜びを感じています。

また、この業界の特徴として、戸建ての外壁塗装は機械ではできない仕事なんです。小さなものなら機械で塗装できますが、大きな建物は人の手でしか塗れません。だからこそ、この業界はなくならないと思っています。誤解を恐れずにいってしまえば、世の中に何万棟もの家があるわけですから仕事は無限にあると言ってもいいくらいです。

──今後はなごうの施工管理として、どのような人材を求めていますか。

職人としての経験がある方は、業務内容をスムーズに理解できると思います。しかし、未経験の方でも責任感の強い方であれば十分に活躍できます。責任感があれば几帳面に仕事ができますし、必要なことはしっかり教えていきます。

経験のある方はスムーズに作業に入れますし、未経験の方でも「自分の家だと思って」という気持ちがあれば、同じように成長していけると思っています。要は、気持ちの問題なんですよね。

──最後に、はなごうで働く魅力を教えてください。

はなごうの魅力は、細かい縛りやルールが厳しくないところです。何事にもチャレンジできる環境があり、思ったことは何でも言える雰囲気があります。会社に対して提案したいことがあっても、言いづらい雰囲気は全くありません。

コミュニケーションも取りやすいので、新しく入ってくる方に対しても、「ここはコミュニケーションを取りやすい環境だよ」と自信を持って言えます。アットホームな職場で、一人ひとりの個性や強みを活かせる会社だと思います。

はなごうと地域で信頼される塗装会社として、これからも東大阪市で「塗装工事を頼むならはなごうさん」と言っていただけるような存在を目指していきます。そんな目標に向かって、一緒に頑張れる方との出会いを楽しみにしています。

 

(取材執筆:大久保 崇

 

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