グローバルパートナーズにいると「心が安定する」異色の経歴を持つ新人が入社3か月で感じること
written by 紺野天地
グローバルパートナーズ株式会社(以下、GP)は、「若者と企業と世界をつなぐ」を掲げ、日本のGDP向上を目指して国内外で事業を手がけています。
この7月から正社員として勤務する北原花楓さんは、元々看護師として働いていました。「仕事における安定ってなんだろう?」。高校生のときから抱き続けていた疑問に、北原さんはGPで自分なりの見解を見出し始めたと言います。入社の経緯やGPに対して感じていることと併せて伺いました。
インタビュー実施:2024年8月
北原花楓さん
2024年07月 入社 グローバル人材事業部
高校生のときにSNS発信を始め、後に動画編集などのビジネスにも触れる。看護専門学校を経て2024年4月に看護師として就職。山本社長との出会いを機に同年5月からGPでインターンを始め、本業と並行してテレアポに従事する。6月に看護師を退職し、7月より正社員として勤務。
高校生のときに持った危機感
――前職は看護師ですね。
はい。今でも看護師ってかっこいいと思うし、リスペクトがあります。
――短期間でGPに転職した理由など伺えますか。
もちろんすぐに辞めるつもりで就職したわけではありません。
家族が医療系の仕事をしていたこともあり、小学生のころから看護師になると考えていました。それで専門学校へ進んだのですが、自分は看護師の仕事に合わないんじゃないか、私はこの仕事を続けられる人間ではないんじゃないかと思うようになって。実際に入社式の日、それを実感して、すぐに退職を考え始めました。
――そこからGP入社までの流れをお聞かせください。
YouTubeの「就活サバイバルNEO」を初回のほうから見ていて、山本社長のことを一方的に知っていました。
私自身、医療のことしかしてこなかったので、ベンチャー企業に就職したいとは思ったものの何も分からなくて。山本社長とお話しできれば何かヒントが得られるんじゃないかと思い、私から「お時間いただけませんか」と連絡してみました。
当日に返信があり、社長は医療系ベンチャー企業の方に私を会わせようとしてくださったみたいなんです。けれど、実際に話しているうちに「やっぱりGPに来てよ」と言っていただき、驚きましたが「ぜひ」とインターンに参加する流れになりました。
――北原さんの頭に「ベンチャー企業」が浮かんだのはなぜでしょうか。
高校生くらいのときに日本の経済成長が衰退していることを知って、「将来生き抜くには自分で何かをやっておかないと」って危機感のようなものを持っていたのが大きいかもしれません。それが理由で、学生のうちに自分でSNS運用や動画編集を始めたりもしました。
あとは、小学生のころから、母と自分の価値観について真剣に語り合う時間があったことも影響しているかと思います。
前向きな感情が人から人へ移っていく職場
――山本社長と実際に働いた印象は?
メディアを通して見ていた姿とギャップはないですね。「やる」といったらやるし、「できる」と言ったらできる。そんな方だと思います。
社長って社員の気持ちの変化にすぐに気が付くんですよ。私が一人で悶々としているときに「今悩んでるの分かってるから」といきなり言われたり。「え、なんで分かるの?」って驚きます(笑)
――元々、世の中の「社長」にどんな印象がありましたか?
めったに会えない神様みたいな存在の方、普段から一緒に仕事をするような現場に近い方の2パターンでしょうか。
そう考えると、山本社長はそのどちらでもない。物理的に遠いときも心の距離は近い、というニュータイプの社長像です。
――GPの雰囲気はいかがですか?
みんなとにかく元気です。カラ元気みたいなものじゃなく、中高生が放つようなパワーのある元気という感じがします。
それでいて一人ひとりの向上心が強いので、職場にはエネルギーが溢れてます。感情って人に伝染するじゃないですか。「うわー、やりたくない」っていう人がいたら周りの人もやりたくなくなるし、「やってやる」っていう人ばかりだと自分も頑張らないと、って気持ちになる。GPで働いていると仕事に対していつも前向きになれるんです。
――人間関係のストレスが少なそうです。
そうですね。日頃のコミュニケーションがとにかくオープンなので、働いて気疲れすることがありません。仕事終わりに疲れていても、心地いい感覚の疲労感です。
私は社会人経験が浅いので他の企業のことはあまり分かりませんけど、ここまで出社するのが苦じゃない企業って珍しいんじゃないでしょうか。
GPでは心が安定する
――仕事に行くのが嫌にならない。その最も大きな要因は?
個人的に、働く環境が良いことによる「心の安定」だと思っています。
昔からよく「安定ってなんだろう」と考えていたんです。世の中では高い給料がもらえることや不況でも解雇されないことなどが安定と表現されますけど、果たしてそうなのかなって。
GPで働いてから思うのは、心が安定していれば人生が豊かになるんじゃないか、ということです。
――「心の安定」ですか。
はい。心と身体はつながっているので、心が安定しないと体調を崩しやすくなる。身体を壊したら仕事ができなくなってしまうし、そうしたらどんどん生活が厳しくなります。
ここで働いていると心が安定するから、いつも元気でいられるし仕事が頑張れて、結果的に収入も増えています。
その心の安定は、GP内にパワフルなエネルギーが溢れていたり、一人ひとりが経営者のような意識で仕事をしていたり、良い環境だからこそ成り立っていると思うんです。
――前職とはまったく異なる業種ですが仕事はいかがでしょうか。
「難しい」の連続です。普段はテレアポがメインなのですが、お話する中でお客様の考えが急に変わったり、時間をかけて説明したときほど契約につながらなかったり。けれど、毎日悩むからこそ学びがたくさんあります。
日々手探りですが、最近は生産性を高めるうえで自分に合ったやり方が分かってきた気がします。毎日頑張り時ですけど、今は特に頑張り時だと思います。
「何が自分の人生を豊かにするか」を大切に
――GP内でこれからやりたい仕事は?
個人的にSNS運用をしてきた経験を生かして、GPが現在力を入れているメディア関連の事業に関わりたいです。そのためにも今は、グローバル人材事業部でしっかりと実績を残さなければならないですね。
――中長期的にチャレンジしたいことについてお聞かせください。
世の中の皆さんが「自分のやりたいこと」を見つけて実現するための仕組みをつくり、提供できたらと考えています。
現実として、ほとんどの人は自分のやりたい仕事ができていないと思います。進路を決める20歳前後で偶然出会った仕事をなんとなく続けたり、自分に問いかけるきっかけのないまま職を転々としたり。人生一度きりなのにそれってもったいない。キャリアに悩む方の力になりたいです。
――最後に、仕事選びに悩む後輩に一言お願いします。
どこに就職しても、自分の心が満たされなければ長く続かないし、次第に苦しくなってしまうかもしれません。
目先のことではなく、自分が何を重視していて、何であれば頑張れるのか、何が自分の人生を豊かにするのか。そういった長い目でとらえると良いんじゃないかと思います。
【取材後記】
「安定ってなんだろう?」。人によって様々な答えがあると思いますが、北原さんのお話を伺っていると、「自分にとって確かなもの、生きる土台となるもの」であるような気がしました。そしてGPには、それが働くというスタートラインに立つことだ、という暗黙の社風があるのかもしれません。
周りに振り回されないで、自分の「安定」をもとに時代を歩んでいく。北原さんだけのオリジナルがこれからどう変わっていくのか楽しみです。
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