グローバルパートナーズと共に歩んだ11年 社内でも珍しいサポート役は「感謝」を心に仲間を支える
written by 紺野天地
グローバルパートナーズ株式会社(以下、GP)は、「若者と企業と世界をつなぐ」を掲げ、日本のGDP向上を目指して国内外でビジネスを手がけています。
「私はGPでは珍しいタイプなんです」と穏やかな笑みを浮かべるのは、勤務歴10年を超える原田大輔(はらだ・だいすけ)さん。その言葉には、どのような背景があるのでしょうか。GPとともに歩んできた歳月を振り返っていただきながら、原田さんのこれからについて、お話を伺いました。
原田大輔(はらだ・だいすけ)さん
2011年05月~ 光通信入社
2012年07月~ GPに転籍 回線事業部
2013年06月~ 太陽光事業部
2014年04月~ 回線事業部
2014年09月~ 回線事業部セブコール部署立ち上げ
2016年05月~ 回線事業部セブコール部署再立ち上げ
2019年03月~ グローバル人材事業部立ち上げ
2019年06月~ グローバル人材事業部大阪支部立ち上げ
2020年07月~ YOUTUBE制作部 ※現在YOUTUBE更新営業部
光通信入社後、2012年、グループ会社として立ち上げられたGPに転籍。会社の変遷に沿いつつ経験を積む。携わった業務は多岐にわたり、複数回の事業立ち上げを経験している。
社内では相談役として聞き手になることも多い。地元である静岡県に愛情を持っていて、将来的には地域活性化に貢献できたらとも思っている。
好奇心を胸に、転籍でGPへ
―――原田さんがGPに入社したきっかけを教えてください。
私は元々光通信に勤めていて、当時グループ会社だったGPに転籍したんです。前職で入社から1年が経ったころに「新しくGPという会社が立ち上がる。そこにコールセンターがほしい」という話があって、当時の上司と一緒に移りました。
―――転籍を決めた理由は?
面白そうだったし、チャレンジがしたいと思ったからです。最初は上司に白羽の矢が立って、「自分も行きたいです」と名乗り出ました。
―――転籍当時のことを覚えていますか?
はい。当時は、アルバイト含め社員が10名もいませんでした。オフィスの整備から始まって、机やイスの組み立ても自分たちでやりました。
―――現在担当されている仕事の内容をお聞かせください。
当社にはSA(スーパーエンジェル)という、お客様の動画広告の配信や運用、分析を伴走支援する部署があります。私の仕事は、その部署のメンバーが顧客対応に集中できるようにサポートすることです。動画のタイトルや説明文を考えたり、内容をチェックしたり、あとは、公開後の効果測定なども担っています。
―――今の仕事のやりがいは?
SAのメンバーの助けになれることです。というのも、私自身、どちらかと言うと前に出るよりも、人のサポートに喜びを感じるタイプなんです。GPでは珍しいかもしれません。
―――「人のために」というのは、元々の性格でしょうか?
私は人目を気にするところがあるからか、人の気持ちは察しやすいほうじゃないかと思います。気が付くと、「こういうことを感じているのかな」と推察しながら動いていたりします。
「GPで学び続けたい」と思うワケ
―――GPに勤めて約11年。原田さんを「この会社にいたい」と思わせるものは?
社長の存在です。考え方やビジョンを聞いているとワクワクするんですよ。
「なるほどなあ、そうだよな」という気付きもあれば、「よし、今後はこうしていきたい」というモチベーションの種にもなります。社長と話す機会があると、何かしら元気をもらえるんです。
―――そばで働き続けているからこその言葉ですね。
「日本を盛り上げよう」という社長の軸って一切ブレないんですよ。
それにいま、イントレプレナー(社内起業家)が育つのを待ってくれている状態だと思うんです。だからこそ、いち社員の一つひとつの声に耳を傾けてくれるし、相乗効果で意見が通りやすい社風になっています。社員にその気があれば、新しい部署を立ち上げたり、新たな商品を生んだり、どんどんチャレンジすることができます。
―――入社からこれまで、会社の雰囲気は変化していますか?
はい。立ち上げ当時はTHE・営業会社という雰囲気で、とにかく仕事仕事という感じがありました。ですが、現在はホワイト企業認定(※)を受けるほど働きやすさが整備されています。
私の部署に関して言えば、フレックス制度が取り入れられていて、コアタイムさえ稼働すれば働く時間を自由に調整できるんです。
※一般財団法人 日本次世代企業普及機構(通称:ホワイト財団)より、最上位のプラチナ認定
―――やぼな質問ですが、転籍を選んで良かったですか?
良かった、とずっと思ってます。私はじっくり考えたうえでやる・やらないを決める性格なので、転籍を決めた時点で頑張ろうという決意がありました。実際に転籍してからも、可能性に溢れたGPでの日々は充実しています。
―――仕事のモチベーションになっているものは?
「感謝」です。私が最近担当している業務は、利益に直結する業務ではありません。ある意味、仲間が出した成果で給料をもらっていることになります。そういう意味で仲間たちに本当に感謝していて、できることなら、自分の部署だけでなく他の部署に幅を広げてサポートできればと思っています。
GPには珍しい“サポート役”が意識していること
―――働くうえで大切にされていることは?
雇用する側の視点で物事を考えることです。現在の事業は、社長をお客様にすることが多いので、ビジョンや課題を経営者目線で把握する必要があります。
とはいえ、常に意識できるよう努力している最中なんです。直属の上司がその考え方ができる人なので、近くで見て学んでいます。
―――そのように仲間から学ぶことは多いのですか?
はい。同じ会社で長く働いていると、考え方が一辺倒になりやすいじゃないですか。GPには若くてエネルギッシュな人がどんどん入社するので、「なるほどな」と気付きをもらえることは多いですね。
―――逆に仲間からすると、原田さんのようなサポート役は貴重な存在だと感じます。
そうなれていたら嬉しいです。私は上層部と部下のちょうど中間にいるようなポジションですし、在籍年数も長いので、聞き役になることは多いですね。
「ここに不満を持ってるのかな」「これを望んでいるのかな」など、その人の気持ちを考えることは、仕事の中で意識しています。
―――さまざまな事業に関わってきた中で、印象的な気付きがあれば教えてください。
部下を頼る上司のほうが、良い関係性を築けているケースが多いように感じます。GPとしても「垣根のない仲間たち」を謳っていますし、立場に関係なく腹を割って話すことが大事なのかなあと。
―――原田さんが感じる会社の伸びしろは?
「人材」でしょうか。やる気を持って前向きに働いている人が多いので、各々がこれからもっと成長するでしょうし、それに伴って会社の業績も上がると思います。
仲間をサポートする部署を設立したい
―――これからの目標をお聞かせください。
新しい部署を立ち上げたいという目標があります。GPは営業会社なので、社内をサポートする側の人材って少ないんですよ。各部署を横断的にサポートできる部署を作ることができれば、各々がもっと業務に集中できるんじゃないかと思うんです。
―――立ち上げはいつごろを目指していますか?
今年中、遅くとも来年の始めまでに立ち上げたいと考えています。
現在は、各部署をどういった形でサポートできるか、その分野の知識をつけながら模索している段階です。
―――スピード感がありますね。
GPでは、挑戦したうえでの「失敗」が責められることはありませんし、トライアンドエラーが大事だと思っています。会社としても「挑戦してほしい」という文化や雰囲気があります。
―――お話を伺ってきて感じるのですが、原田さんは「人」や「仲間」が思いのベースにありますね。
そうかもしれません。今、人生におけるテーマを聞かれたら「感謝」って答えると思います。会社に利益をもたらしている仲間たちや、GPを作り上げてきた先輩。会社に限らずに言うと、今を築いてきた先人のおかげで、私は生活できています。そういった感謝の気持ちを何かしらの形で還元していきたいです。
―――目指している自身の姿があれば教えてください。
若者たちが自由に物事を選べる環境作りに貢献できたらと思っています。
「その人がなんで悩んでいるのか」を見極めたうえで、未来に向けたアドバイスができる。そうやって、夢を実現させたい若い世代の背中を押せたら良いですね。
【取材後記】
ご自身もおっしゃっていましたが、原田さんのように熱量を内に秘めるサポートタイプは、GPでは珍しいのかもしれません。だからこそ、後方に構え、全体と同時に個人を見渡すことのできる、広くて深い視野をお持ちなのではないでしょうか。GPや仲間のことを話す原田さんの、柔らかな眼差しが印象的でした。
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