「会社への恩返し」を胸に 新卒入社3年目でマネージャーを務めるグローバルパートナーズの営業マン
written by 紺野天地
グローバルパートナーズ株式会社(以下、GP)は、「若者と企業と世界をつなぐ」を掲げて、日本のGDP向上を目的とした数多くのビジネスを手がけています。
「原動力は?」という問いに対し「会社のため」と即答するのは、グローバル人材事業部でマネージャーを務める平井佑弥(ひらい・ゆうや)さん。入社以来、クォーターごとの目標をクリアし続け、周囲からも高い評価を得ています。
そんな平井さんに、これまでの歩みや、仕事で大切にしていることについて伺いました。
※GPでは四半期ごとに目標設定を行っている
平井佑弥(ひらい・ゆうや)さん
2021年06月 入社
2021年06月~ グローバル人材事業部
2022年01月~ YouTube事業部
2022年02月~ グローバル人材事業部
茨城県出身。中学までサッカーに打ち込み、「県外に出たい」という好奇心のもと、埼玉県の高校へ進学。予備校を経て専門学校に入学後、都内の大学へ編入する。
多趣味で、“気になったらとりあえずやってみる”ことにしており、最近はゴルフにハマっている。ちなみに、社長との麻雀対決は負けなし(本人談)。
マレーシアの企業に内定から一転、GP入社へ
―――新卒でGPに入社した経緯をお聞かせください。
以前から東南アジアに興味を持っていて、マレーシアの企業から内定を頂いていたのですが、ちょうど新型コロナウイルスの流行と重なって……。飛行機が止まってしまったんです。
先行きが不透明だったので国内での就職に切り替え、就職サイトを見ているときにGPの求人を見かけました。セブで事業展開をしている点に惹かれて、すぐに応募しました。
―――いつ頃から海外に興味を持っていたのですか?
ハッキリとは覚えていませんが、たしか中学生の頃です。英語に興味があって、高校、大学と英語を学べる学校・学部を選んだんですよ。学生時代にフィリピンやカンボジア、ベトナムなどに行った経験から、東南アジアに特に興味を持っていました。
―――国内就職に切り替えた当時、他にも就職先の候補はあったのですか?
そうですね、最初は何社かありました。
―――その中でGPに入社した決め手を教えてください。
海外で事業展開をしている部分に惹かれたことがひとつ。あと何より、面接の際に社内の雰囲気が良くて、「ここでなら楽しく働ける!」と思ったことが大きいです。面接官が「社長との距離も近いよ」とおっしゃっていたり、面接という短い時間でしたけど、親しみやすさを感じました。何も迷わずにGPへの入社を決めましたね。
先輩の言葉や姿を道しるべにして進む
―――経験してきた仕事内容について教えてください。
入社当初はグローバル人材事業部で営業を担当して、3か月後にサブマネージャーに昇格させてもらいました。
その後、YouTube事業部での勤務を経て、2022年2月に新規事業の立ち上げメンバーとして再びグローバル人材事業部に異動しました。同年4月には、新規事業の責任者に就任しています。
今年の4月からはマネージャー職に就いて、行動管理や案件管理などを担いながらチームをまとめています。
―――GPでの仕事の楽しさは?
さまざまな楽しさがありますが、あえて一つ挙げると、自分たちでルールを作ったり変えたりできることです。それこそ、責任者としてグローバル人材事業部へ異動したときは、1から10まで自分たちでルールを作って、本当に楽しかったですね。
これは、役職に関係なく意見を言いやすい雰囲気と、常に耳を傾けてくれる上司があってこそだと思います。そう考えると、楽しさの要因は、一緒に働いている仲間の存在ということになります(笑)
―――壁にぶつかったエピソードなどあれば教えてください。
2022年2月に、クォーターの途中でグローバル人材事業部に異動したときのことです。僕は立ち上げメンバーだったのですが、茨城県から東京本社まで片道2時間かけて通っていたことも重なって、3月中旬まで全然成果を出せなくて。
残り1週間で6件の契約を達成する必要があったのですが、目標達成への不安に押しつぶされそうになりました。上司と面談したとき、「もう達成できません」と泣きついたことを覚えています。
―――結果はどうだったのでしょうか……?
無事に目標を達成できました。上司から「お前ならやれるよ」と言ってもらえたことも励みになったのですが、実は面談が終わった直後、その上司は僕より先にお客様に電話をかけていたんです。それを見て「オレもやらなきゃ」と奮い立ちました。
―――指標になる先輩が身近にいらっしゃるのですね。
はい、目標になる先輩ばかりです。
「ストレスたまらないんですか?」ってつい聞いてしまうくらい、部下に寄り添ってくれる上司もいます。社長との会話も一つひとつが成長につながりますし、学ぶべき方がたくさんいる会社です。
―――先輩からの言葉で印象に残っているものは?
「人のせいにするな、何が起こっても自分のせいにしろ」です。これは、僕が入社したころに、現在役員の出口さんから頂いた言葉なんです。僕はずっと、この言葉を心にとめて仕事に取り組んでいます。
自らの生き方を営業にも生かす
―――営業で意識されていることはありますか?
性格も関係しているのかもしれませんが、僕は引きの営業スタイルなんです。売らない営業というか。
グイグイ売ろうとはせず、会話をしながら悩みを聞いて、相手が本当に困っていることに対して柔軟に提案をするようにしています。自分が担当している商材の話を一切出さないこともありますね。
―――多趣味とお聞きしていますが、それも営業に役立ちそうですね。
会話の引き出しは多いかもしれません。新しい環境にいくことや、初めて会う人と会話することが好きで、「興味を持ったらまずやってみる」という性格なんです。趣味の多さが生きて、お客様に気に入っていただけることもあります。
―――前クォーターでは好成績を残し、社内で表彰も受けたと伺っています。
はい。最後に抜かれて2位ではありましたけど、入社してからの最高成績を出せました。
これには理由があって、前クォーターが始まったころ、周囲から絶大な信頼を得ている上司が育休に入ったんです。その上司は、僕が壁にぶつかったときに悩みを聞いてくださった人でもあって。
僕自身、それまで順位を意識したことはあまりなかったのですが、前クォーターは少しでも上司の穴埋めができたらというのもあって、とにかく頑張りました。
この会社に恩返しを
―――社内の人間関係についてどのように感じますか?
人間関係は本当に良いと思います。休日に社内のメンバーと遊びに行くことがありますし、個人的には友達のような感覚が強いですね。
―――お話を伺ってきて、平井さんにとって会社の仲間は友人であると同時に、ライバルでもあると感じます。
そうですね。現に、前クォーターで過去最高の成績を残せたのは、僕がサブマネージャーになったときの初めての部下と競っていたことも大きな要因でした。社長から「ライバル設定が重要」と教えてもらっていますし、仲間たちとは、競いながら高め合える関係性だと思います。
―――仕事をするうえで、今後、伸ばしていきたい点があれば教えてください。
幅広い知識を身に付けることです。
社長から教えてもらった言葉に、「意識・知識・組織を大切に」というものがあって。これは、20代は「意識」を変えれば成果を出せる。30代は「知識」が、40代は「組織」のつながりが成長に直結する、という意味です。個人的に意識は変化してきていると思うので、今のうちに知識を身に付けたいですね。
―――最後に、仕事や会社に対する思いをお話しいただけますか。
僕は大学進学前に受験に失敗しているし、在学中に留年もしています。そんな自分を新卒で採用してくれたGPには本当に感謝しているんです。だから「この会社に恩返ししたい」と常々思っていますし、それが僕の原動力です。
【取材後記】
「少年期から、僕は『自由』を大切にして生きてきました。ただその分、自分に任された責務はかならず全うしますし、今は数字を達成できるよう、目標にはしっかりコミットしています」。インタビューの途中、自らの人生について、こう述べておられた平井さん。笑顔で軽快な口調から発せられる言葉の奥に、仕事への真摯な思いと、会社への真っ直ぐな愛情を感じました。
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