周囲に学びながら、歩みを進めてきた。グローバルパートナーズで進化を遂げてきた営業マンの軌跡

シルバー

written by 紺野天地

グローバルパートナーズ株式会社(以下、GP)は、「若者と企業と世界をつなぐ」を掲げて、日本のGDP向上を目的とした数多くのビジネスを手がけています。

2019年8月に入社した高野祐之介(たかの・ゆうのすけ)さんは、「営業マンとして成長したい」という思いから入社して、現在(※)はデジタルマーケティング事業部で新規営業を担当しています。「この会社で人間らしさを出せるようになった」と語り、内面的な変化も感じている高野さん。GPで得た学びやご自身の成長について伺いました。
※2023年3月のインタビュー時点

高野祐之介(たかの・ゆうのすけ)さん

高野祐之介(たかの・ゆうのすけ)さん

2019年08月入社
2019年08月~ 通信営業部
2019年12月~ キャッシュアップ営業部
2020年04月~ キャッシュレス営業部
2020年05月~ 通信営業部
2020年07月~ デジタルマーケティング事業部 新規営業部

埼玉県出身。家業の内装業を1年間手伝った後、新潟に移り、天蓋の販売業者でルートセールスを経験する。2019年8月、GPに転職。デジタル周りのさまざまな部署で、一貫して営業を担当している。営業マンとして日々成長を続けていて、仲間たちからの信頼も厚い。

ルート営業から新規営業へ。その背景にある思い

▲GPで仕事中の高野さん

―――以前は仏壇業界で営業をされたと伺っています。転職の動機は?

前職では、既存のお客様に対して営業する、いわゆるルートセールスが中心だったので、新規営業に挑戦してみたいと思ったんです。僕には専門的なスキルや突出した能力もなかったので、「営業」の分野で自分の幅をもっと広げたいという思いもありました。

 

―――そこからGPへ至った経緯をお聞かせください。

新規営業を担当できる企業をインターネット上で探しているときに、GPの求人が出てきたんです。実際に面接を受けたらその日のうちに内定を頂けて、なるべく早く経験を積みたかったので、すぐに入社を決めました。

GPには「この会社で海外事業に挑戦したい!」「将来的に起業したい」など、明確なビジョンを持って転職してくる方が多いのですが、僕の場合はそうではないんです(笑)

 

―――面接の様子は覚えておられますか?

人見知りなので緊張してしまって、正直、あまり覚えていません。ただ、面接中に社員の皆さんの声があちこちから聞こえてきて、活気溢れる様子が印象的でした。当時の人事の方が、「役員の手が空いているから、話してみますか?」と、声をかけてくださったことも覚えています。

 

高野さんの「相手に合わせる」営業スタイル

―――現在担当されている業務について教えてください。

YouTubeやGoogleの検索画面で動画を上位表示させる、「VSEO対策(※)」を担っています。僕が担当している業務の流れとしては、まず地域一番店をリストアップして、テレアポでアポをとる。その後、訪問やオンラインでの商談を経て契約いただけたら、動画制作の担当部署に引き継ぎをします。

※「Video Search Engine Optimization」の略称

 

―――どういったときに「仕事の楽しさ」を感じますか?

多様な楽しさがありますが、お客様の課題やビジョンを明らかにしたうえで、求められているご提案ができたときは特に嬉しいです。お客様によってお悩みやニーズは全然違いますから。

 

―――ビジョンや課題をくみ取るために意識されていることは?

一言で表すと、「相手に合わせる」ことです。ヒアリング時にお客様へお聞きする内容はもちろん、声のトーンや雰囲気の作り方なども、相手によって変えています

元々僕は話すのが得意ではなくて、以前まで、テンプレートのような商談スタイルでした。ただそれでは、相性が良いお客様にしか言葉が刺さらなくて。

以前、社長の山本が「婦人服の店員さんが八百屋さんのように元気いっぱいだと売れない。反対に、八百屋さんが婦人服の店員さんみたいに落ち着いた雰囲気でも売れないでしょ」と言っていました。そのように、時々の状況に合わせて営業の仕方を変えています。

 

―――営業スタイルは、GPで経験を重ねながら確立されたのですか?

そうですね。最初の頃なんて商談中に困ったら、「少々お待ちください」と伝えてから部屋の外に出て、上司に急きょ同席してもらったこともありますし……(笑)

周囲に助けてもらいながら、そのやり方を近くで見て学ぶうちに、相手への合わせ方が少しずつ分かってきました。

 

―――成長するには、自ら学ぼうとする姿勢が大切なのですね。

それはあると思います。さらに言うと、一人だけを参考にすると考え方が偏ってしまうと思ったので、色々な人のログ(商談の記録)を見て「この人はこうやってるんだ!」と多角的に学びました。

最初は「真似」でしかないのですが、さまざまなパターンを試しているうちに、自分のやり方ができてきました。僕は不器用なので、皆さんの存在がなかったら、以前までのテンプレートのような営業スタイルのままだったと思います。

 

GPは自分の色が出しやすい会社

▲GPの仲間たち

―――入社からどれくらいで、成長を実感できるようになりましたか?

アポ率や受注率、社長への接続率などの数値が目に見えて変化したのは、入社から1年後くらいですかね。ただ、今でも商談がうまくいかないことはたくさんありますし、「自分は成長した!」とは言えないかもしれません。

 

―――GPで働く中で、特に伸びたと感じる点は?

ひとつ挙げるとしたら、「やりきる力」です。GPでは、四半期ごとにチームや個人の目標を立てるので、その度に目標を達成するための計画を考えます。計画を実行する中で、「どうしたら商談につながる数を増やせるか」「社長との接続率をさらに高めるには何が必要か」とPDCAを繰り返すうちに、物事を最後までやりきる力が身につきました。

 

―――営業について、入社前の高野さんはどのようなお考えでしたか?

「数をこなせば結果は出るだろう」というように、母数を増やせば勝手に結果は付いてくると思っていました。さらに言うと「KPIって何?」って状態でした。成長させてもらえて、ありがたいです。

 

―――他に、ご自身で変わったと感じるところはありますか?

良い意味で、人間らしさを出せるようになったと思います。傍から見たらまだぎこちないかもしれませんが、自己表現ができるようになってきたというか。

GPには年齢が近い人が多いし、何よりお互いがお互いの考えに耳を傾けるので、本当に意見が言いやすいんです。「自分の色が出しやすい環境」であることは、GPの最も良い所のひとつだと感じています。

 

これからは「周囲を巻き込める存在」に

▲高野さんのことを慕う、後輩の乾 嘉紀(いぬい・よしき)さんとの一枚

―――これから、どのような営業マンになりたいですか?

数字目標を常に達成しながら、同時に顧客思考が強い営業マンでありたいです。最初のころは、「ひとまず営業目標を達成しよう」と自分のことで精一杯でした。ただ、僕の実力不足で、お客様からサービスを継続していただけないこともあって。次第に、もっとお客様に寄り添って、長期的な関係性を築きたいと思うようになりました。

 

―――GPでこれから挑戦したいことをお聞かせください。

今の話と関連するのですが、来月、YouTube広告事業部(TARGETUBE事業部)への異動を予定しているんです。YouTube広告事業部では、お客様の集客の最大化を目指して、動画広告を用いた継続的な支援を行います。

異動を望んだ一番の理由は、やはり、お客様のお悩みに合わせて総合的に支援できる営業マンになりたいからです。目の前にある課題だけでなく、お付き合いを続ける中で出てくる課題に対して、柔軟に解決策をご提案できる。そんなふうに、中長期的にご支援する営業スタイルを確立させたいです。

 

―――ビジネスマンとしての理想像はありますか?

一緒に仕事をしたらモチベーションが上がる、成績も上がる、というように、周りを盛り上げられる存在になりたいです。会社としても、良い意味で周囲を巻き込める人材を求めていると思いますしね。

 

―――最後に、高野さんの経験も踏まえて、求職者の方にメッセージをお願いします。

GPの良いところのひとつが、柔軟に部署異動をさせてもらえることです。もちろん、そこには「会社へのメリット」や「自分の成長にどうつながるのか」など明確な理由が必要です。

逆にいうと、納得できる理由があれば、社長や上司は必ず耳を傾けて寄り添ってくれます。「成長のために経験を積みたい」という考えを持っている人に、GPは本当におすすめの会社です。

 

取材後記

ご自身のことを「人見知りで話すのが苦手」と仰っていた高野さんですが、GPに入社する前や入社当時を振り返りながら、その歩みや変化について丁寧にお話しされている姿が印象的でした。

高野さんと同じ部署には、彼のことを「兄貴」と慕う後輩社員もいます。インタビュー中に理想像と仰っていた「周りを盛り上げられる人」の一端は、謙虚な姿勢の奥ですでに培っておられるのではないでしょうか。

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