税理士だけど税理士じゃない・・・私たちは「企業の、未来予想屋。」です
written by 斉藤彩
とにかくお客さんに寄り添う、おせっかいなプロフェッショナル集団。
「お客さんの本質的な経営課題を解決することで自らも成長できると信じている」
「スタッフの人数や売上ではなく、お客さんからのありがとうの数を業界日本一にしたい」
今日はそんな熱い想いを語る、税理士法人ストラテジー代表の園田さんに、独立の秘話や業界に対する問題、今後の展望について取材させていただきました。
園田剛士さん
税理士法人ストラテジー代表。
20代の頃に起業して撤退した経験から経済やお金のことを本気で勉強を始め、30歳を超えてから公認会計士試験合格。
2020年に地元の熊本で税理士法人ストラテジーを独立開業。
▼園田さんってこんな人
#本気で業界日本一を目指す、おせっかいな税理士
#「企業の、未来予想屋。」の代表
#競馬大好き、将来の夢は馬主になること
実は私、税理士なんですけど税理士ではないんです笑
―――え??「税理士ではない」とはどういうことなんですか?
以前、私が働いていた職場で「お客さん、ほったらかし事件」という大きな出来事があったんです。
簡単にいうと、税理士の仕事をしてそれ以外の問題や課題は見て見ぬふりをしていたんです。
飲食店に行って、自分はキッチンの仕事だからって、お客さんにトイレの場所を聞かれても教えないなんてことしないですよね?
「それはホールの仕事だ!」なんて言わないと思います。
でも、そういう事実を目の前にして私はお客さんの困りごとを税理士という枠に囚われずに経営や一人の人間として向き合うべきだと感じて独立しました。
だから、税理士じゃないんですよ。
世間的に思われている税理士業務はもちろんするんですけど、それだけじゃないのが私たちなんです。
税理士法人ストラテジーは、お客さん自身やその会社の数字を読み解いて経営のアドバイスすることで、より良い未来に本気で向き合う「企業の、未来予想屋」なんです!
お客さんの本質的な経営課題を解決することで、私たちも成長できると信じていますから。
―――未来予想屋でも予想できなかった、過去の大きな失敗はありましたか?
プライベートではいろいろありましたよ...ここでは話せないようなこととか笑
リアルな話をすると、公認会計士試験に落ちた時ですね。
本当に死にたくなりましたね。
シンプルに努力が報われなかった感じがして。
しかもかなり自信あっただけに余計落ち込みました。
前日、急に寝れなくなっちゃって当日パフォーマンスが出せなかったんですよ。
物事を考えて考えて、考えすぎると逆によくないなって学びましたね。
あとは、競馬が好きなので好きな馬が負けた時ですかね笑
―――お客さんと同じで馬にも本気で向き合っているんですね笑
―――実際、税理士になって感じたことを教えてください。
業界の問題というか、これは経験から思っている持論ですけど、税理士って税理士のことだけをやっとけばいいっていう人が多すぎる。
でも、そういう税理士というのは正直、自然淘汰されると思っています。
お客さんのニーズは一社一社違って、十人十色。
税理士業務はもちろんですが、資金繰りなどお金の相談とかスタッフや採用の相談とかたくさんあるんです。
だからその分、私たちはお客さんを増やそうとしています。
それはお金だけを儲けたいとかではなくて、自分たちで提供できる価値をたくさんの人に届けたいという使命みたいなものです。
シンプルに業界日本一を目指しています
―――今後はどういった事業展開を考えていますか?
エリアに縛られず、たくさんの企業の困りごとに向き合い、解決したいと強く思っています。
ゆくゆくは東京進出も考えているので、そのまず第一歩として、2021年の夏だけで、福岡への新規拠点展開、鹿児島にいらっしゃった同じ志を持たれている税理士の西田友博さんと経営統合をしました。
経営統合のきっかけは結局、先ほどお伝えした私たちの考えとか、価値観が合ったからなんですよね。
だから、同じ価値観やゴールに向かう人数がこれから増えて、今よりももっと仕事自体が楽しくなる未来を描いています。
―――順調に会社が大きくなっていますね。
でも、私たち自身にもまだまだ課題はあって、特に自社の仲間は業界歴や入社歴が浅いこともあり経験値や能力不足は正直、否めません。
だからこそ、今は教育に力を入れていますが、仮に勉強不足や積極性不足だと前に進めるものも進めないんですよね。
仕事のスキルも確かに大事なんですが、それ以上に日本一になることが目標なので一緒に困難もポジティブに変換できる。
そんな仲間を増やして突き進んでいきたいです!
どんな仕事でも感謝されて嬉しいとか、「ありがとう」という言葉って素敵ですよね。
私たちもお客さんが困難な状況から融資が通ったり、利益が出たり、経営状況を立て直せたりしたときに「ありがとう」と言ってもらえるんですが、そこに至るまでに必ず困難があるんです。
だからこそ「ありがとう」の重みがあって、それが本来の税理士の全うすべき職務とすら感じています。
日本一になったらおせっかいな仲間たちと毎日ダンシング
―――どんな仲間と一緒に日本一になりたいですか?
とにかく、おせっかいな人です!
もちろん、おせっかいって言っても過度な保護みたいなことじゃなくて、空気は読んだり相手の気持ちを考えたりすることが大前提ですけど…
例えば、服選びとか食事選びとか決断が苦手な人に対してアドバイスをしたり、別にそれってわざわざする必要はないですけど、相手のことを死ぬほど考えた結果、ついついしちゃうような人がいいですし、そういう会社を作っていきたいですね。
―――そんな仲間と日本一になったらやりたいことはありますか?
日々、ダンシングしてるんじゃないですかね笑
仕事が楽しくて、楽しくて。
定時で帰れって言っても残業してGetWild流しちゃうような仕事大好き集団になってそうです笑笑
―――日本一になったらその次の目標はありますか?
会計はどの国でも存在するものだから、次は海外進出という新しい目標ができると思います。
そもそも日本一だってすごく遠い道のりだからいつ達成できるかも分からないんですよ。
ただ、死んだら肉体は残らないので、想いとか生き様を残して、まずは日本一になりたいと思ってます。
―――最後に未来の仲間へメッセージをお願いします!
今日とか過去って絶対変えられないんですけど、明日からの未来は変えれるんですよね。
だから、自分次第だと思います。
「日本一を一緒に目指したい」と思ってくれる方がいればいいなぁ。
取材を終えて
普段から「未来の経営者」に経営は楽しいということを心から伝えたい、と語る園田さん。
取材を通して、お客さんと本気で向き合う姿勢、本気で業界日本一を目指しているという熱い気持ちが伝わってきました。
おまけ
新しく立ち上げた福岡オフィスへ先に行っている加悦(かえつ)さんから「どうしても」とお願いされましたので最後に、この写真を載せておきます。
誰もいないオフィスでさみしいです...
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