【九州】ローカルなお好み焼チェーン店、どんどん亭。「専門店」ならではの働く楽しさを店長に聞いてみた!

パープル

written by ダシマス編集部

九州で50年以上にわたって体験型お好み焼レストラン「どんどん亭」を中心に複数のブランドを運営しているMiコーポレーション株式会社。

『目の前の人に”うまい”を! 九州から”満福”を!』をコンセプトに、子ども連れでも大人数でも、誰でも価格を気兼ねすることなく通えて、お腹いっぱいになるまで団欒できる居場所。

お客様だけではなく、働くクルーも真っ当な対価を得て活き活き働ける居場所。そんな居場所を作り続けることで、まっすぐに成長していく会社。

そんなMiコーポレーション株式会社では、お客様からクルーまであらゆる人のお腹と心を「満福」にする会社として、小さな幸福の輪を仕掛けています。

今回取材するのは、複数の店舗を管理するスーパー店長の山本(やまもと)さん。直属の上司である居石(すえいし)さんにもご協力いただき、日々の業務を通してどのようなやりがいを感じているのか、赤裸々に語っていただきました。

・飲食、接客の仕事でキャリアを形成したい
・毎日、楽しく働きたい
・自分のことを分かってくれる会社で働きたい

そんな方は特に、必見です!

山本 信(やまもと まこと)さん

山本 信(やまもと まこと)さん

入社歴:10年3ヶ月
役職:スーパー店長(現在2店舗を管理しています)
経歴:アルバイト マクドナルド、サンリブ、メッセ、ウエスト中華
前職:京都吉兆、SEGA(ゲームセンター)プライズプロデューサー
部署:第一営業部どんどん亭曽根バイパス店・小倉蒲生店 店長
出身:福岡県北九州市
趣味・特技:誰かに話す事(アウトプット)、車、お酒、ポケモン、ゲーム、健康

家庭もキャリアも、充実させたい!

ーー山本さんは転職の際、どのようなことを考えて仕事を探していましたか。

私の転職のきっかけはプライベートの変化にあります。

前職の仕事にもとてもやりがいを感じていましたが、仕事の都合上、月の半分近くは家にいませんでした。当時が二人目の子育て真っ只中で、妻と話し合っていくうちに家族を不安にさせず、安心させたいという気持ちが強くなったため転職を決意しました。退職することが決まってからも、仕事は責任をもって最後までやりきることができました。

前職でアミューズメント施設の店長・講師として9年間勤めていたスキルがあるため、スキルを活かした仕事があればいいなと思い、ハローワークや企業の合同説明会などに行っていました。そのときに出会った1社がMiコーポレーションです。

 

ーーMiコーポレーションに入社することになった経緯を教えてください。

家族を安心させる働き方ができることを大切にしていたことと、転職活動を通して色々な会社を知っていくうちに、地元で働くことを通して社会貢献ができればいいなという想いが強くなっていきました。

その辿り着いた先がどんどん亭だったんです。

どんどん亭は歴史のあるお店だと知っていましたし、かなりのスピードで北九州に出店していたので勢いがある会社なんだろうと感じたことを覚えています。

工場勤務の仕事や他の飲食店などたくさん候補はありましたが、一番入社したいと思った会社はMiコーポレーションで、その決め手は行動基準でした。福利厚生や業務内容、会社の雰囲気もいいなと思いましたが、お客様の美味しい笑顔のために何ができるのか?ということが明確に掘り下げられていたので、仕事内容や働き方が分かりやすく、入社前からこの会社で活躍できるイメージがついたことが決め手でした。この会社で、30歳までに店長になるという自分のキャリアを入社時から描いていました。

飲食業界は衣・食・住の食の分野で今後も安心して勤めることができ、どんどん亭はファミリーレストランよりも専門性の高い店舗です。そこでスキルを身につければ代わりの利かない人材になれると思っていましたし、実際にその通りだなと感じています。


 

お好み焼「専門店」のプロなんです。

ーー現在の具体的な仕事内容と店舗の流れを教えてください。

出勤時間は、店舗がオープンする11:30からの出勤やディナータイムからの出勤などシフトにより勤務時間帯は変わります。なのでランチタイムだけ勤務することもあれば、ディナーピークが落ち着くまで勤務することもあります。

店舗の1日の流れの中で、もちろんクルーと一緒に接客や調理などの業務を行いますが、店長の仕事としてはこのような仕事を行っています。

クルーの育成では、すでに曽根バイパス店、小倉蒲生店ともに右腕となるクルーがいます。

新人・中間のクルーを教育する際は、ヌケ、モレ、ダブりがないよう作業表を作成しピークになってもイレギュラーなことにも対応できるよう教育しています。

またシフトを管理し、新人さんにいかに仕事を教えることができるかがスーパー店長の力量が出るところです。常に新人さんのそばにつくことは難しいので、ポイントポイントで新人さんが自ら店舗の歯車となって働けているか?そのポイントを教えてあげることで店舗の役に立ち 、仕事に貢献できていると自信につなげて自己肯定感を上げることに力を入れております。

飲食店の仕事って、毎日ルーティン業務と思われがちですが、自分がこうしたいと思うことを実際に取り入れてみたり、日々挑戦できる環境があるため、実際はルーティン業務ではないと思っています。

お客様から焼いて提供してほしいというオーダーがあり、調理してご提供すると「プロは違うね〜」「自分がつくったものとこんなに違うんだ」など、お客様からたくさんのお言葉を言っていただけます。そういう面でも日々新しい出会いや発見があり、お好み焼専門店の仕事の面白いところでもあります。

 

ーーどのような時にこの仕事のやりがいを感じますか。

山本さん:店長業務の中で一番やりがいを感じることは、どんどん亭で働いてくれている従業員さんに自分の為になるスキルを身につけてもらえることです。

飲食店には、初めてアルバイトをする従業員さんも多いです。

みんな家庭や部活、学業、仕事など忙しい中での、アルバイトという時間が少しでも有意義な時間になるよう、仕事に対する取り組み方、やり遂げる姿勢や仕事の責任についてを教えるようにしています。

そして実際に従業員さんが今後、進学や就職をしていく中で、「どんどん亭で働いて良かった」「勉強になった」と言ってくれるととても嬉しいですね。

この仕事だけではなく、どんな仕事もお金を稼ぐことだけが目的ではないと思うんです。だから簡単に作業を指示するようなことは決してせず、この仕事は社会や誰かに貢献していて、何かにつながっていると感じて働いて欲しいと常に思っています。

 

居石さん:私は地区長として山本の上司にあたりますが、店長の方々にやりがいや楽しさを感じてもらう為に、小さな目標設定をするようにしています。店長、店舗にはそれぞれ長所と短所があります。いいところは伸ばし、足りない部分は改善をしていかなければなりません。その際に小さな目標を設定し、実行してもらうことでお客様に喜んでいただける店に近づけると思っています。

目標の内容は簡単なことから始めています。簡単な目標でも、小さな成功を繰り返すことで店長が自信とやりがいをもって日々の業務に向き合ってくれていると感じます。またその取り組みについてしっかりと評価することでより高い目標設定をするようになってくれています。

同じことの繰り返しだと思われがちな飲食店で、1日1日を大切に、目標をもち、人間としての成長をサポートしていきたいですね。自発的に行動できる人は、結果につながりますから成長も速く、そういった人の成長が私にとってのやりがいに繋がっています。


 

真っ当な評価だから、モチベーションも上がる。

ーー入社後のキャリアアップについて教えてください。 

山本さん:私の場合は現在のスーパー店長になるまでに、店長としてどんどん亭小倉南店、小倉熊本店、小倉セントシティ店3店舗に勤め、入社して約9年でスーパー店長になることができました。

 

居石さん:シンプルに言うと、会社の評価制度がベースです。上司の独断による判断でもないですし、評価制度に応じて給与も上がっていきます。

 

山本さん:私が昇格した基準もフラットだったなと思います。当然、店舗数や雇用人数によって責任の範囲が増えますが、注文はタッチパネルにかわり、デジタル化があらゆる面で進んでいるため、むしろ以前に比べて業務が増えたというよりも減ったという感覚です。メニューの品数が最適化されたのも大きいですね。その分、結果を出すことに集中できる環境となっています。

 

居石さん:私の担当地区の前期では、入社して3年未満の女性店長2名が最優秀店長と優秀店長を獲得してくれました。また山本店長はスーパー店長としての働きだけでなく地区内のリーダー的存在として若い店長の指導や相談相手として活躍しています。結果を出すためには土台にあるQSC(クオリティー、サービス、クリンリネス)を常に磨くことが重要です。先に言ったように独断と偏見もなければ年功序列でもないですし、結果がダイレクトに自身のキャリアに反映されます。

ただ、それ以上に店長をしたい!など強い想いや気持ちを汲んでくれる会社だと思います。私自身も常に面談では次のキャリアを自発的に伝えていましたし、私自身も育成する立場として一人一人の想いを大切にしています。

 

ーー会社のどのようなところが好きですか。

子どもの行事のために休みが取りやすいこと、誕生日月にお休みが取れることや年に2回リフレッシュ休暇(連続5日間)がとれることは入社してよかったと思います。家族との時間が増えました。

仕事では同じ地区内のメンバーや上司の方々とコンセンサス(共通認識)を取りながら毎日を過ごせること、どうしたら良くなるかなどの前進のために積極的に経営に参画できるところが好きです。

私は思い詰めるタイプなので顔に出しているつもりはなくても疲れている時に顔に出ちゃうみたいで、そういった時に居石地区長はすぐに気づいて「今日は早く帰っていいよ」など配慮して声をかけてくれるのは本当に助かっています。売上が上手く立たない時も的確なアドバイスをくれますし、家族からの応援・サポートだけでなく、上司との関係の良好さも自分自身のメンタルにかなり大きく影響して日々楽しく働けています。

 

飲食業での「接客力」は唯一無二

ーーワークライフバランスはとれていますか。

人手不足な時期でもあり、100%プライベートとのバランスがとれているとは言えないので、もっと家庭のことを手伝って妻に楽をさせてあげたいという気持ちはあります。

ただ、休みの日は家族で温泉や旅行、ドライブ、スポーツなどを楽しんだり、先日は子どもたちと一緒に川で釣りをしてきました。料理を作ることも好きで、お好み焼やもんじゃ焼を家で一緒に作ってワイワイ食事したりと日々の生活に不満はありませんし満足しています。

 

ーーこれからの目標はありますか。

上司である居石地区長のような地区長になることが目標です。的確なことを、適切なタイミングで伝えるという能力がすごいといつも思っています。私に足りないものを多く持っていらっしゃいますので、私も少しでも多くの事を吸収し会社、社会に貢献できるような人になりたいと考えています。

また、父親として、後ろ指をさされたりするような人間ではなく、人を信じ、誠実であり、真っ当でいることを心がけています。子供たちから、いつも仕事を頑張ってくれてありがとう!今日も頑張ってね!って言ってくれるのが嬉しいんです。

 

ーー最後に求職者へのメッセージをお願いします。

いろいろな仕事が溢れており、就職、再就職に慎重になっていると思いますが、Miコーポレーションは凄く良い会社だと自信を持って言えます。自分のことをみてくれているし、誰かがみてくれているというのは安心感につながります。自分のことをわかってくれる(頑張りを評価してくれる)会社です。

そして今後、ロボットやコンピューターの技術が進み、人が不要となる世の中になっても、飲食業での接客力は唯一無二だと私は信じております。ロボットには真似のできない、お好み焼専門店の技術や接客力を身につけに来てください。お待ちしております!

 

この記事をシェアしよう!

  • hatena
Miコーポレーション株式会社