良い会社だから今のメンバーと楽しく長く一緒に働きたい。鬼澤塗装店の優衣さんが語る営業事務の魅力とは?

ピンク

written by 大場春香

1948年創業。宮城県仙台市で外壁・屋根の塗装をしている株式会社鬼澤塗装店様(プロタイムズ仙台南店・仙台青葉店・山形北店)。今回は営業事務の優衣さんに取材をしました。

大学卒業後に入社した前職では、パソコンの知識が乏しく、周りについていけなかったと語る優衣さん。現在は、販促企画チームのリーダーを任されるほど、大活躍されています。

事務仕事を通してどのようなやりがいを感じ、スキルアップをされてきたのか、具体的なエピソードも踏まえてお話をお伺いしました。

インタビュイー:鬼澤 優衣さん

インタビュイー:鬼澤 優衣さん

半年間システムエンジニアとして前職で勤務した後、22歳で鬼澤塗装店にパートとして入社。1年後に社員に昇格し、現在は営業事務の他、販促品の企画、採用活動、SNS更新など幅広い業務をこなす。
生きがいは猫ちゃん(スコティッシュフォールド、名前はふみまるくん)

インタビュアー:大場 春香

インタビュアー:大場 春香

キャッチコピーは「人生は、自分が幸せになるための宝探し。人に寄り添う言葉の紡ぎ屋。」
インビジョンの鼓舞屋(カスタマーサクセス)。国家資格キャリアコンサルタント保持者。

システムエンジニアから営業事務へのジョブチェンジ

ーー前職はシステムエンジニアとしてお仕事されていたとのことでしたが、鬼澤塗装店に転職された経緯をお伺いできますか?

大学の先生がプログラミングに詳しい方で、憧れから前職の会社に入社しました。ただ、パソコンの知識が乏しかったので、周りについていけず、将来に不安を感じて入社半年で退職に至りました。当時は誰に相談したらいいか分からず、自分の中で抱え込んだまま、やめたい気持ちが大きくなってしまったんですね。今考えると粘り強さが足りなかったんだと思います。

退職後、社長と専務(ご両親)から「やりたいことが見つかるまでお店を手伝って欲しい」とお話を頂いて、はじめはパートとして勤務を開始しました。それから少しずつ業務のやりがいを感じるようになりまして、現在は社員として働いています。

 

ーー入社してから今まで、業務や気持ちにどのような変化がありましたか?

入社当時は報告書の作成や電話応対をメインにしていました。前任の方が退職されるタイミングでいまの業務を引き継ぎました。現在は、チラシやリフォームカタログなど販促品の企画だったり、イベント行事の準備、動画の企画、採用活動などの業務に携わっています。

当初はパソコン操作にすごく苦手意識があり、自分にできるのかなっていう不安がありました。でも前任の方から丁寧に教えていただいたことで、ちょっと楽しいなと思うようになりましたね。自分でもできるんだっていう意識は高まったと思います。

実は小さい時から絵を書くのが好きで、雑貨デザイナーになりたいっていう夢があったんです。デザイン系の大学に入学したりとデザインや企画を考えるのが好きだったので、販促品業務を引き継いだあたりから、モチベーションは上がっていたと思います。

今は、お客様やこれから入社を考えてくださっている方に向けて、どうしたらより当社の魅力を伝えられるかといった思考で業務に携わることができていますね。

鬼澤塗装店のメンバーは優しい方ばかりで、気軽に相談できるような雰囲気なので、前職に比べて職場環境が自分にあっていたのだと思います。

 

嬉しかったエピソードは、1つに絞れません

ーー仕事を通して感じた、嬉しかったことや悔しかったエピソードを教えてください。

嬉しかったエピソードは1番が選べなかったので、何個か…(笑)

1つ目は、ちょうど1年前に入社された津藤さんが、何気ない会話の中で「鬼澤塗装店に入社してよかった」「ここで一生働きたい」と話されていたことですかね。
新しいメンバーでも不安なく業務ができるように、最初は隣の席でつきっきりで教えるようにしています。津藤さん自身もこの人嫌だなって思うメンバーが1人もいないっておっしゃっていたので、すごく嬉しいし誇りに思えます。

2つ目は、自分が携わった動画やチラシを見たお客様から「動画を見たよ」「このチラシの内容が分かりやすかったよ」っていうお声をいただいたときですね。間接的にもお役に立てているんだって、嬉しくなりました。

3つ目は、弊社の「感謝の壁」というイベントで、ご家族で楽しそうにご自宅の壁にメッセージやイラストを書いている姿を見ていると、私自身も嬉しい気持ちになりますね。以前、お子様がいらっしゃるご家族が参加されたことがあったんです。ペンキのハケで書くので、最初は思い通りに書けず泣いてしまうこともあったのですが、全て終えてから帰りに笑顔でハイタッチをしてくれたのがすごく印象に残っています。一生の思い出となる素敵なイベントなので、お客様と直接関われるイベントがこれから増えたらいいな、と思います。

 

悔しかったエピソードは…今現在もですが、自分にもっと知識と技術があればと感じるところです。いざツールを応用するとなったときや、他の方に教えたいと思ったときにスムーズにお教えすることができないときは悔しいですね。
入社当初に比べると基本的な知識は身につけられたかなと思っていますが、業務に役立つ専門的な知識やカラーコーディネーター、色彩検定などの資格は今後取得したいです。自分が取得してから他の社員の方にも教えていくことによって、会社の精度を高めることに繋がると考えています。周りのメンバーと一緒に成長していきたいっていう思いはありますね。

 

ーー厳選されたエピソード、ありがとうございます!そんな中で優衣さん自身が成長されたな、ここはまだまだ伸び代だな、と思うところはありますか?

入社当初は自分の仕事に精一杯で周りに気を配れず、それだけで1日が終わってしまっていました。ですが、今は自分だけでなく、周りのメンバーのスケジュールも把握できるようになりましたね。また基本的なツールは使えるようになったので、業務の幅が広がったと感じています。

作業スピードの効率化や一人ひとりのスキルを上げていけるような仕組みづくりにおいては伸び代ですね。それから、自分で言うのもあれなんですけれど、どちらかというとのんびりしているタイプなんです。やるときはやる、だめなときはだめ、とメリハリつけて伝えられるように今後意識していきたいと思います。例えば、注意せず自分で直してしまうようなことがあるんですよね。でもきちんと伝えていかないと周りの方も成長しないので…言い方はまだ悩んでいるところもあるんですけれど、感情のコントロールの部分は今後の課題になるのかなって思っています。

 

メンバーが同じ方向に進んでいける会社にしたい

ーー今後鬼澤塗装店で優衣さんが叶えたいことはありますか?

社員が同じ意識で、同じ方向に進んでいけるようサポートしていきたいと考えています。

現在鬼澤塗装店では3店舗あるのですが、今後仙台市内にもう2店舗出店する予定です。会社が大きくなればなるほど、社員一人ひとりの業務状況だったり、悩んでいることを細かく把握するのが一層難しくなると思うんです。なので、業務の統一化や仕組みを明確にして、その役目を果たしていきたいですね。

販促企画チームのリーダーではあるものの、ポジションには特にこだわっていません。ただ、自然と周りの人がついてきてくれるような信頼関係を築けるようにはなりたいです。

採用活動もメインで行っているので、先程の津藤さんのように、入社した後も「この会社いいな」「ずっと働きたいな」と、定着していただけるような体制を作っていけたらと思います。

 

ーー「同じ方向に進めている」とはどのような状態なのでしょうか?

目的を理解した上で業務をしている状態ですかね。

報告書の作成ひとつとっても「なんで自分はこの作業ばっかり…」って、何のためにやっているのか分からなくなるときもあると思うんですよね。まずは、目的が何かっていうのを考えてほしいっていうのは、社長もよくおっしゃっていて。自分の業務がどう役立っているのかが明確にあると、皆さんのモチベーションや意識も変わってくると思うんです。仕事をやらされているとか、やらなきゃ、とかじゃなくて、みんなが自分から提案や改善をしていくような思考を持てたらいいのかなと思います。

私自身も、業務が重なるとだんだん優先順位が分からなくなって、自分は何をしているんだって思うこともありました。でも業務に慣れてきて、お客様に説明しやすいツールを作れているんだと実感できたり、助かりますってお言葉をいただいたりしたときに、自分の業務はこうやって役に立っているんだなと気付けましたね。今はそれを他のメンバーにも伝えられるようにしたいなと思っています。

 

ーー同じ方向に進むために意識されていることはありますか?

細かくコミュニケーションをとるようにしていますね。

現在事務員さんは社員が4名、パートさんが4名在籍しております。そのうちの2名は別の店舗で業務にあたっているのですが、もともと1つのショールームでやっていたところ、会社の拡大で離れてしまったんですよね。鬼澤塗装店にいるメンバーはモチベーションが高い方ばかりなんですが、分散してしまったことでモチベーションが下がってしまった時期がありました。なので「最近どうですか?」ってちょくちょく電話をしています。SNS活動で動画を制作することがあるので、共有しあうことでテンションが上がるのかなと思っていて。先日も手伝っていただいた動画がすごく良かったですよ、とお伝えしましたね。

私自身、前職で抱え込んでしまった時期があったので、メンバーのことが心配になってしまうんです。鬼澤塗装店の今のメンバーはすごい素敵な方たちばかりなので、やめて欲しくないっていう気持ちが強いんですよね。

 

1つの得意から他の業務に繋げていけば大丈夫

ーー鬼澤塗装店の好きなところを教えてください。

会社のカラーが明るいところが好きですね。コーポレートカラーが赤なんですが、会社の雰囲気にすごく合っていると思います。

先日感染症の流行から3年越しに開催した塗装イベントでは、私自身久しぶりの参加だったので準備段階からせわしなかったんですが、営業さんや職人さんにも手伝っていただいて。業務はそれぞれ違いますが、イベントってなったらみんなで協力しあって、お手伝いしてくれる雰囲気が素敵な会社だなって思いましたね。とにかく、一緒に働くメンバーが優しくて頼りがいのある方ばかりです!

忙しい毎日でも楽しさややりがい、達成感のある仕事ばかりで、日々新しいことにチャレンジしていく会社でもあることも魅力のひとつですね。

 

ーーまだまだメンバー募集中とのことでしたが、ずばりどんな方が鬼澤塗装店に向いていると思いますか?

新しいことにどんどんチャレンジしたい方や企画やデザインなどを考えるのが好きな方には、すごく向いていると思います。お客様と関わることもあるので、人と直接関わることが好きな方。それから、チームワークを大事にしているので思いやりのある方も向いていますね。あとは今後SNSを強化したいと考えているので、YoutubeやInstagram、TikTokの編集だったら任せて!っていう方がいたら嬉しいです。

全部の業務をこなさないと、って思うと高度な業務に思われるかもしれません。でも、まずは得意なところから1つはじめてみると、他の業務にも繋がったりするので、難しいと思わなくても全然大丈夫です!確かに、最初は「私にもできるかしら」「難しいかも」と思うかもしれないんですけれど、まずはやってみるってことが大事なので、気持ちがあればどんな業務でもできるようになると思います。

 

ーー最後に、未来のメンバーへ一言お願いします!

鬼澤塗装店の事務はたくさん仕事があります。身につけられる知識も豊富です。
覚えることもたくさんありますが、きちんと1から学べる環境なので、安心してくださいね。
私たちもまだまだ学ぶことはたくさんあるので、一緒に勉強して、会社としても成長していければと思っています。ぜひご応募お待ちしています!

株式会社鬼澤塗装店の採用ページ:https://onizawapaint-recruit.com/

 

 

取材後記

ご自身のスキルアップのお話1つでも、常に会社の成長を見据えていらっしゃるのが印象的でした。アドリブは苦手で…と事前にしっかり準備をされているお姿を見て、目的を持って業務に携わっているのをまさに体現されていらっしゃるんだなと思います。

事務といってもさまざまな業務内容がありますが、鬼澤塗装店では本当に自分のやりたいことに繋げてチャレンジできる職場。

「仕事を通して、新しいことにチャレンジしたい」「事務でもどんどんスキルアップしていきたい」と考えている方がいれば、ぜひご応募いただきたいです!

採用ページは、こちらから!

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