「地元岡山の安心を助けあいの輪で守り続ける」岡山県民共済の若手エースがその道を選んだ理由

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written by ダシマス編集部

「誰もが真に必要とする掛金負担の小さい共済」をめざして、全国47都道府県で助けあいの輪を広げている都道府県民共済グループ。入院や死亡の際の保障に限らず、火事や自然災害など、さまざまな方面からご加入者の暮らしを支えています。

今回は地元岡山の県民共済で現在業務推進部加入サービス担当と総務部の仕事を兼務している、本郷知明(ほんごう ともあき)さんに取材を実施。民間の保険会社とは異なる県民共済の魅力や仕事のやりがいを、印象的なエピソードとともに教えていただきました。

インタビュイー:本郷 知明(ほんごう ともあき)さん

インタビュイー:本郷 知明(ほんごう ともあき)さん

1996年生まれ。香川大学経済学部経営システム学科を卒業し、2018年4月新卒で岡山県民共済生活協同組合へ入職。加入サービス部(現業務推進部加入サービス担当)へ配属。主に共済加入手続き事務を担当。2022年度からは総務部も兼務し採用活動なども担当している。2021年FP2級取得。

取材:大久保 崇

取材:大久保 崇

『ダシマス』ディレクター。2020年10月フリーランスのライターとして独立。2023年1月に法人化し合同会社たかしおを設立。“社会を変えうる事業を加速させ、世の中に貢献する”をミッションとし、採用広報やサービス導入事例など、企業の記事コンテンツの制作を支援する。

執筆:神田 佳恵(PN:なりー)

執筆:神田 佳恵(PN:なりー)

フリーランスライター。"何気ない人生にスポットライトを当てる"をテーマに置き、インタビューを中心にイベントレポート・SNS・HPなど多分野にて執筆活動中。コミュニティ運営や編集アシスタントとしても従事し活動の幅を広げる。一児の母。夫と息子、note、推し、旅が好き。

加入者の思いに寄り添う、助けあいの精神に魅力を感じた

 

ーー本郷さんが岡山県民共済で働くようになった経緯を教えてください。

学生時代は、香川大学で経済学を学んでいました。大学3〜4年生で就職活動の時期を迎えたとき、自分にあっている地元岡山に帰って働きたいと思うようになったんです。

就活を進めていくうちに、岡山県民共済という組織を知り、岡山県内に住んでいる方のお役に立って地元貢献できる仕事だと思い、ご縁があり入職しました。

初めて参加した合同説明会で、最初に訪れたブースが岡山県民共済だったんです。偶然にも今一緒に働いている先輩が説明会に登壇していたのですが、とても明るくて優しい人柄だったことが、今でも印象に残っています。

入職当初は加入サービス担当という、共済加入の手続きに携わる部署に配属、5年目に入った昨年の春からは総務部との兼務で働いています。

 

ーー配属先は本郷さんの希望で決定されたのですか。

試用期間で適性を見て判断したと聞いています。現在は業務推進部と総務部の二つの部門があり、業務推進部のなかで仕事内容に応じてさらに三つに分けられます。「加入サービス担当」「共済金サービス担当」、いわゆる営業活動を担う「普及推進担当」とに分けられるのですが、1年目では加入サービス担当か共済金サービス担当の部署に配属されることが多いです。

周りからは基本的に穏やかでにこやかにしている人だと思われることが多く、そういった印象もあって窓口に立つことが多い加入サービス担当に配属されたのだと思っています。

 

ーー学生時代から、金融業界に興味があったのでしょうか。

正直、学生時代はあまり将来の夢や職業について深く考えてはいなかったんです。そもそも経済学部に進んだ理由も、お金を取り扱って大きな仕事ができそうだし、将来的にいろいろな道に通じそうだからという、学生らしい考えで選んだ記憶があります(笑)。

 

ーー金融業界の中でも県民共済を選んだ理由は。

就活する中で、同じ金融業界でも民間の企業と県民共済では異なる性質があると気づきました。非営利組織である県民共済は、困っている方に対して保障をし、助けあっていくという精神が強いと感じたんです。

例えば掛金であっても、民間の保険と比較すると少なく、家計の負担にならないように設定されていますし年齢が上がっても変わりません。また一年に一度、決算を行い発生した剰余金を加入者様に還付する制度もあります。元々、ご加入者からお預かりしているお金なので、それをお戻しする形です。

利益を上げて組織を大きくしていくのではなく、あくまで皆様のお役に立つことを目標に動いている。そういった点に共感したのも、志望動機の一つになりましたね。

 

ーー加入者の生活や思いに寄り添った組織理念にも惹かれたのですね。

はい。掛金は据え置きのまま、数年単位で保障内容を見直してアップデートする取り組みも行っていますし、過去になかった商品も少しずつ増やして、ご加入者に喜んでいただけるような努力を続けています。

またほかにも加入者還元事業として、映画の無料鑑賞会や宝塚ツアーへご招待する催しも行っているんです。ご加入者ファーストで、年々喜んでいただけるような魅力が増えてきている実感があります。

 

仲間とのチームワークで、ワークライフバランスも充実

ーー本郷さんが担当されているお仕事の内容について、教えてください。

9時に始業したら、まずはご加入者からのお電話対応から始まることが多いですね。お電話の内容は、入院などにともなったご請求についてのお問い合わせや、新規加入申込のご希望、保障内容の変更依頼まで多種多様です。職員総出で一日数百本ほどのお電話に対応しています。

銀行への支払い手続きや、郵便局へご加入者から届いた各種手続きの書類を受け取りに行ったりなど、外出することも多いです。また最近は採用の時期でもありますので、説明会のための会場設営や学生への案内などの業務も並行してこなしています。

 

ーー電話対応が一日数百本ですか……!

そうなんです(笑)。コールセンターがないので、職員みんなでそれぞれの担当業務のスケジュールを管理しながら電話対応しています。

フロアには常に30数名の職員が勤務していますが、ワンフロアでほぼ全員が働いていることもあり、風通しがよく連携も取りやすいと感じます。面倒見のいい方が多いので相談もしやすいです。

昨年までは新型コロナの影響で支払い業務が急増しましたが、全部署が協力してお客様に一日でも早くお支払いができるよう取り組みました。問題が発生した時もみんなで協力しあって仕事を進めていくスタイルが、私としてはとても安心できてよかったです。

 

ーーチームワークのいい職場なんですね。

そうですね。チームワークでいうと、業務が属人化していないのは働きやすさにつながっていると思います。急な体調不良のときも、みんなで仕事を共有しているので休みを取りやすいです。夏休みも9日間ほどまとめて取ることもできるので、リフレッシュで旅行に行ったりすることも。ワークライフバランスはいい職場だと思います。

 

ーー他にも働きやすさを感じる社内制度や文化はありますか。

女性であれば、産休・育休の後に職場復帰される方も多いので、復職しやすい雰囲気はあると思います。

 

感謝の言葉をやりがいにして、加入者の思いに寄り添い続ける

 

ーーお仕事をする中で、大切にしていることはありますか。

とにかくご加入者の立場に立って、丁寧な対応をするように心掛けています。基本的なことではありますが、迅速な対応や気持ちのいい受け答えなどを意識していますね。

ときにはご意見などをいただくこともありますが、なぜご不満を感じていらっしゃるのか、何が原因でどう対処すればよいのか、お話をしっかりお聞きすると次第にご納得いただけることも多くて。そういった経験の一つひとつが自信になりましたし、ご加入者に満足いただけるようにさらに経験を積んでいきたいと思っています。

 

ーーこの仕事のやりがいを教えてください。

ご加入者から感謝の言葉をいただいたときには、「この仕事をやっていてよかったな」とやりがいを感じます。

印象に残っているのは、入職1年目の7月に西日本豪雨で岡山も災害被害が発生したときのこと。家屋が全壊し、流されてしまったなど、深刻な被害を受けた方々からたくさんのお問い合わせがありました。1年目で右も左も分からず、なんて言葉をかければいいのかも分からなかった。それでもお支払いの手続きなど、とにかく少しでも早く目の前の困っている方のお役に立てるよう努めました。

後日お電話で「あのときは助かったよ」と伝えていただいたり、お手紙をくださったご加入者もいて。大きな災害がなくとも、日々の業務でもそうした感謝の言葉をいただくたびに、「この仕事は誰かのためになっているんだ」と嬉しくなりますし、それがやりがいになっていると感じます。

 

ーー働き始めたばかりで大きな災害の対応をどのようにこなしたのでしょうか。

当時はOJTの研修期間だったこともあり、身近に年齢の近い職員がついていてくれたので、一つひとつ業務を教えていただいていた状況でした。

すぐそばで先輩が見守っていてくれたことでできることが増え、災害対応の際も分からないことはすぐに相談できる環境だったので、できる限りの対応にあたることができました。

私自身が先輩から支えられ、学ぶことができたからこそ、今いる自分の後輩に対して同様のサポートをしたいと思っています。

 

ーー一緒に働く仲間の存在も、困難を乗り越える支えになったのですね。

 

「晴れの国」岡山で、県民共済の助けあいの輪を広げていく

ーー本郷さんのこれからの目標を教えてください。

現在は加入サービス担当と総務部の仕事を兼務しているのですが、まだまだ総務部の仕事は経験できていないことも多いんです。これからは採用や経理など、今までとは違った角度からも県民共済を支えていきたいと思っています。

 

ーー県民共済で働くならば、どんな方が向いていると思いますか。

自分よりも周囲のことを考え、人の役に立ちたいと考えている方には前向きに検討していただきたいと思います。転勤の可能性もないので、その土地に基盤を置いて働きたかったり、地元貢献に興味がある方にもおすすめです。

あとは、自分で積極的に企画を立てるよりも、地道にコツコツと進めていく仕事が多いので、誠実に仕事に取り組む方には向いているんじゃないかなと思います。

 

ーー近隣他県の方がこの記事をご覧になることもあります。岡山で働くことの魅力をあげるとしたら何があるか教えてください。

岡山は「晴れの国」とも呼ばれていて、全国の中でも降水量が少ないとされています。体感としても晴れの日が多く、天候に恵まれている県なんじゃないかなと思っています。人も多すぎず、都会があまり肌に合わないな、と感じる方にはおすすめですね。

年齢の近い方が多く働いているので質問や相談もしやすいですし、チームワークもいい職場です。ワークライフバランスも取りやすいので、仕事もプライベートも充実させられるのも魅力だと思います。

 

ーー最後にこの記事を読んでいる方へ、メッセージをお願いいたします!

就活や転職など、お仕事を選択するタイミングは人生の大きなターニングポイントだと思います。自分の好きなことや、どんなことにやりがいを感じるのかなどで軸を決めて仕事を探す方も多いのではないでしょうか。

岡山県民共済へのお申込みは年々増えつつありますが、これからもっと多くの方につながっていただくことでサービスの魅力を上げ、助けあいの輪を拡大していくことができると感じています。「誰かの役に立ちたい」「誰かに喜んでもらいたい」もしあなたがそんな思いを抱いているなら、ぜひ岡山県民共済にご応募いただき、一緒に輪を広げていきたいなと思います。

 

岡山県民共済の詳細・採用情報はこちらから

◆HP:https://www.okayamakenminkyosai.or.jp/

◆求人情報:https://hr-hacker.com/okayamakenminkyosai/job-offers

 

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