子どもも先生も園名も個性的!愛知と神奈川の☆はひふへ保育園☆
written by 一緒俐(いおり)
誰かが考えてそうなネーミングな気もするけれど
無さそうで実はあった名前の保育園が、愛知県と神奈川県にありました。
その名も、まさかの「はひふへ保育園」。
子どもも大人も覚えやすい可愛らしい名前ですよね!!
この「はひふへ保育園」では園児だけでなく保育士も大募集中ということで…
「笑顔が絶えない、とっても元気でチャーミングな先生」と慕われている
はら園の園長・山田先生を取材しました!
山田雅恵(やまだのりえ)さん
はひふへ保育園グループ・はら園の園長。従業員さんのための託児所オープン時に株式会社トビラ(旧News Agent Hosokawa)に入社し、グループ会社の福祉施設で勤務した後、園長になった。 とても大らかな先生で、良く言うセリフは「大丈夫!何とかなる!」 それがみんなを支える魔法の合言葉になっている。 園長業の面白さは?と聞くと「こどもたちや保護者の皆様、スタッフ、関係機関の方々など、たくさんのご縁や関わりに感謝できること」と語っている。
遊び心満点な園名に、素敵な保育方針がかくれんぼ!
―――ずっとお聞きしたかったことから伺いますが、園名の由来は何ですか?
実は1文字ずつに保育方針が込められています。
は:8つの知能を養い
ひ:非認知能力を高め
ふ:福祉の心と
へ:平和を育む
ほ:保育園
となっているんです。
人には【8つの知性:言語知性・論理数学知性・視覚、空間知性・音楽知性・身体運動知性・人間関係知性・自己観察・管理知性・自然共生知性】があり、子どもたちの知性を伸ばすことで子ども一人一人の可能性を広げていきます。
みんなそれぞれ個性や得意不得意があり、8つの知能バランスも人ぞれぞれ…だからこそ面白いし、その個性を大切にしたい!と私たちは考えています。
【非認知的能力】は「気付く力・やり抜く力、人間を理解し関係を調整する力」で、これを伸ばすと、子どもに協調性や社会性が培われてます。また、子ども自身が自分のことを好きになり、他者を受け入れられる、相互に理解し支え合う基礎もできてきます。
【福祉の心】には、思いやりを持って助け合い、誰かのために自らができることを見つける力を伸ばすという想いがこめられています。
【平和を育む】は、身近な人との触れ合いはもちろん、さまざまな人・地域・社会や文化に触れながら幸せや喜びを感じ、平和で穏やかな心を育てるという意味です。
子どもたちの「やりたい、やってみたい」を尊重し続けることで、子どもにとって他者認識や「ここにいてもいいんだ」という安心感、「自分が好き」といった自己肯定感につながります。
0~2歳の2年間は最も心と身体が成長、発達する重要な時期だからこそ、子どもたちが最大限成長できる保育を実施しよう!社会との関わりを大切にしながら自立して生きていける強い大人の土台を作れる保育にしていこう!というのが私たちの保育方針です。
「新聞屋さんの託児所」が保育園に変わったきっかけ
―――園名には保育の志が込められているんですね!ちなみに貴社の社風を一言で表すとしたら何になりそうですか?
「従業員と地域のために動ける、良い意味でまったく型にハマらない会社」ですね!!
弊社は元々、新聞販売事業から始まった企業です。約17年前の長久手市は「日本一若い街」と言われるくらい子どもたちも多く、保育園不足に陥っていました。弊社もその頃、従業員用の託児所を運営していましたが「地域のために保育事業をやろう」となり、はひふへ保育園ができました。
「仕事=誰かのために自分が最善を尽くして支えること」と考える人が多い会社なのもあって、その時々に合わせて柔軟に適応できる会社で良いなぁと感じています。
―――確かに「地域のために保育も福祉も始める新聞屋さん」ってだけでも勢いがありますもんね(笑)
ですよね、私も驚きました(笑)
他にも、従業員ひとりひとりの個性を認めてくれる、引き出してくれるのも良いところですね!いつも感謝しているんですが、私が園長としてやっていけているのは、みんなのお陰です(笑)
最初は「ピアノもパソコンも苦手な自分が園長?!」と感じてましたが、他の先生から「大丈夫!安心して!と園長が笑ってくれるからホッとする。どんなことがあっても受け入れてくれる‟器が大きな人”が園長で良かった!」と頼られていることを知りました。「だから私、園長なのか!」とみんなから元気を貰いました!
―――社風がよく伝わってくるエピソードでジーン…と来ますね!とても心温まる職場だと感じました。
好きを存分に発揮できるから、子どもも大人も楽しい
―――ちなみに貴園にはどんな保育士さんがいますか?
他業種経験がある先生が多いですね!私は福祉施設(就労継続支援B型)の経験があり、他にもアパレル店員、大学の講師だった人もいます。
ダンスや体操が得意な先生は運動活動で大活躍し、ピアノが得意な先生はリトミックを行い、英語が得意な先生はカードを使った英単語レッスンもしてます。おもちゃを作れる器用な先生もいますよ!お裁縫が好きな先生はティッシュケースやアルコール消毒カバーなどを作ったり、元パソコンの先生は可愛いお誕生日カードの作り方とパソコンの操作方法も教えてくれます。
子どもたちの楽しそうなリアクションがあると、すごく嬉しいから大人も頑張れちゃうんですよね(笑)たくさんの子どもたちと長い時間を過ごす中で一人一人の個性や成長が感じられると面白くて、やりがいを感じられるからこそ保育士をやっていて良かったと思います!
―――保育士が天職だと感じている先生がいるのも良いですね!また、先生が心から楽しそうにしているのを見て、子どもたちもノリノリになってくる様子も想像できますね!
そうですね、大人が楽しそうにしていると、子どもたちも興味津津になってきます!先生の特技が多いほど子どもたちの引き出しがどんどん増えていくので、特技は全て保育に活かしてもらいたいですね(笑)
みんなの個性があふれ、輝く保育園でありたい!
―――貴園はどんな保育士さんを募集していますか?
「あかるく・すなおに・げんきよく」の保育理念に共感し、実践できそうな人であれば年齢不問で採用します!周りの人とパワーと元気全開で向き合える方や、子どもたち、保護者、周りの職員への気遣いができる方と一緒に保育したいですね!
―――素直で明るくエネルギッシュな先生に来てもらえると嬉しいですよね!では最後の質問ですが、今後どのような保育園を目指していきたいですか?
まあるい気持ちを忘れず、こどもたちも先生も自分らしさを発揮できる「包容力がある保育園」にしていきたいです!子どもたちからも先生からも学び合って、それぞれの個性・良さを補完しあって、はひふへ保育園の形をつくりあげていきたいです。
また「思い出に残る保育園」でありたいですね。実は私たちの保育園では、母子手帳ならぬ保育手帳を残してもらえたら…と考えて連絡帳を手書きで書いてるんです。
「子どもの成長を見返せる記念品として手元に残るから嬉しい」と保護者の方から感謝のお声を多数いただいてますので、引き続き子どもたちの保育手帳を真心こめて書き続けます。
「自分の特技や好きなこと、個性を活かした保育がしたい!」といった夢がある保育士さん、面接でそのワクワクをぜひ共有してください!皆さんとはひふへ保育園で過ごせる日々を楽しみに待ってます♬